エンタメ雑記メディア『カツヒロ』

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【書評・感想】 キンコン西野亮廣「新世界」:「信用」と「未来」の新しい世界を見る

キングコング西野亮廣さんの新刊「新世界」が発売されました。

今回の記事は「新世界」の感想・書評になります。

 

「新世界」の大きなテーマは「信用」「未来」

 

そこから

  • 未来のお金の稼ぎ方
  • オンラインサロンとは?
  • どのように未来は変わっていくか

などのテーマに移っていきます。

 

 

西野さんの深い思考を見ることができる本著。

目からウロコが落ちるような考え方が満載でしたので、紹介したいと思います。

 

西野亮廣ってどんな人?

キンコン西野」といえば

  • お笑い芸人
  • 絵本作家
  • オンラインサロンの運営者

など、多くの肩書きを持っている実業家です。

 

小さい頃は「はねるのトびら」などに出ていたお笑い芸人、という認識しかなかった西野さん。

しかし、どんどん発売される絵本やビジネス本などの影響で、ぼくの現在の西野さんのイメージは「実業家」になっています。

 

 

  • 絵本『えんとつ町のプペル
  • ビジネス本『魔法のコンパス』
  • ビジネス本『革命のファンファーレ』
  • オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』

など多くのことに手を出し、それぞれで成功を収めています。

 

先日はホリエモンこと堀江貴文さんとの共著『バカとつき合うな』を発売しました。

こちらも痛快でストレートな物言いが面白かったです。

 

▽合わせて読みたい記事はこちら▽

【書評・読書感想】「バカとつき合うな」は率直な意見が飛びかう良書だった





【感想とまとめ】今回の大きなテーマは「信用」と「未来」

新世界の中でたびたび出てくるキーワードが「信用」です。

 

 

そこから

というそれぞれの話につながっていきます。

 

信用がお金に還元できる時代

現代にはクラウドファンディングという「信用をお金に換金する装置」があります。

 

まずクラウドファンディングというのは「インターネット上で自分の企画を発表して、その企画に賛同してくれた人から少しずつ支援を募る仕組み」のこと。

西野さん自体、このクラウドファンディングを利用して『えんとつ町のプペル』という絵本を作ったり、ビジネス本を作っています。

 

しかし、ここで注意しておかなくてはならないことが2つ

 

  1. クラウドファンディング」は金のなる木ではない
  2. あくまでクラウドファンディングは「信用をお金に換金する装置」

 

信用」がない人はいくらやってもクラウドファンディングでは稼げないということですね。

 

では、どうしたら「信用」を貯めることができるのでしょうか?

 

本の中で登場するホームレスの小谷さんの話がわかりやすかったので引用します。

 

小谷さんは、「50円で1日を売る」という活動をしています。人のために働いて、労働の対価として「お金」を受け取らない活動です。

つまり、労働の対価として「お金」を受け取ることを放棄して、「信用」を稼ぎ続けていたんです。小谷さんは「お金」はないですが、「信用」はたくさん持っていました。

 

 

そんな人がクラウドファンディングをしたらどうなるでしょう?

「結婚式を開きたい」という小谷さんのクラウドファンディングにはなんと「250万円が3週間で集まった」ということ。

 

 

このように「信用」を集めることが「お金」を集めるよりも大事になる。

信用を貯めていく時代=「貯信時代」だと西野さんは言っています。

 

信用の貯め方:信用を貯めるなら「嘘をつかない」こと。嘘をつかないために環境を変える

これは前著『革命のファンファーレ』にも書かれていたことです。嘘をつくと「信用」がどんどん下がっていきます。

 

 

テレビタレントたちが宣伝のためにワザとらしく「美味しい~」と言ってるのを見たことがありませんか?

 

これは「信用」を下げている行為に他なりません。

テレビに露出することで「認知度」は高まりますが、ファンがつくような「人気度・信用度」は下がっていくんです。

 

かと言って「嘘をつかない」って難しいですよね?

 

しかし「嘘は感情ではなく、環境によって”つかされる”」ということも西野さんは言っています。

嘘をつかないためにはまず「嘘をつかざるを得ない環境」から離れるということが大事なんですね。




オンラインサロンってどんなところ?

それでは「信用を作る環境」とはどのようなものがあるでしょうか?

 

西野さんは「西野亮廣エンタメ研究所」というオンラインサロンを経営しています。

このオンラインサロンというのは月額課金制のファンクラブのようなもの。

 

しかし、ファンクラブと異なるポイントは「サロンメンバーがお金を払って働くこともある」ということ。

西野さんのオンラインサロンでも実際にイベントを行うときに、「スタッフがお金を払って準備をする」ということがあるそう。

 

「給料=労働の対価」と認識しているとこのシステムは混乱しますよね?

しかし、「信用」を稼いでいると考えればどうでしょうか?

 

まるでイベントのスタッフたちはホームレスの小谷さんのように「信用」を稼いでいることに気づきます。

そして、スタッフたちはお金を払って、「信用」と「スタッフとしてイベントに関われる経験」を手に入れています。

 

こんな「信用を作り上げる場所」がオンラインサロンというものです。

 

未来は「信用」がもっと価値を持つ時代=「新世界」が現れる

こんな感じが前半部の要約になります。

 

後半では

  • オンラインサロンの作り方
  • 未来はどのように変わっていくか
  • 新世界とはなにか
  • 西野亮廣の野望

 

など、まだまだ面白い話がいっぱいありました。

 

 

 

信用が価値を持ち、コミュニティが発展すると、「新世界」がやってくる。

 

気になった方はぜひ、『新世界』を読んでみてください。

きっと「未来」の姿がちょっとだけ見えるはずです。

これからの時代を生きていく若者たちや、バリバリのビジネスマンにオススメの一冊でした。


※この記事は「たのため」でも公開されています